茨城・栃木・群馬
第2回 三県商工会議所交流会議開催

―魅力ある700万圏域の躍動に向けて―

 

北関東自動車道の全線開通を機に、茨城・栃木・群馬三県の商工会議所が連携を強化し、広域的で総合的な交流を活発化していくこと目指して、8月2日、群馬県前橋商工会議所において、大澤群馬県知事・高木前橋市長をご来賓にお迎えし、3県27商工会議所の正副会頭130名による交流会議が開催されました。

挨拶に立った曽我群馬県連会長は、「北関道の全線開通が残り一年を切った昨年7月、宇都宮市において第1回交流会議を開催しました。今回は、3月19日に全線開通をした訳ではありますが、直前に東日本大震災が発生し、全線開通の祝賀ムードもかき消されてしまった。しかし三県にとっては長年建設促進を働きかけてきており、前倒しでの早期の全線開通はその成果と言えます。その後震災復旧には大きな役割を果たしており、今後は利用者も着実に増えていくことと思われます。

 三県はいろいろな面で潜在能力が高く、三県商工会議所がそれぞれの地域資源を活かし、知恵を出し合い、連携を図りながら、北関道を活用した産業、観光、そして地域振興に繋がる取組みを進めていくことが重要であると考えており、大変意義深いものであります。」と述べた。

続いて、国・県へ北関道を活用した三県の産業、観光、地域振興に係る提言要望を採択しました。

三県共同要望

東日本大震災関連

・復興財源

・復興に向けての消費マインドの回復

・電力の安定供給政策の推進

・福島原発事故の早期収束と安全の確保

・福島原発事故に伴う風評被害対策の推進

・公共インフラ機能の早期回復整備

・サプライチェーンの再構築

・事業所支援体制の強化による地域経済の活性化

・節電対策への支援や補助条件緩和

産業振興

・三県連携による産業振興施策の推進

・茨城港からの輸出に対するインセンティブ制度の創設

・港湾の振興と産業の活性化

・社会資本整備予算の確保

・定期高速バス運行への支援拡充等

・茨城空港の整備充実、活用促進

観光振興

・観光ネットワークの充実、整備

道路整備促進

・北関東自動車道各インターチェンジにアクセスする道路等の備促進

・北関東自動車道へのPA・SA型スマートICの導入促進

危機管理対策

・東京圏災害時における支援体制づくり

連携事業

・北関東自動車道全線開通を契機とした茨城・栃木・群馬三県の連携事業

 

交流会議後は、「群馬県内の先進的中小企業‐産学官技術開発で群馬から全国へ海外へ‐」と題し、群馬工業高等専門学校機械工学科の下田祐紀夫教授の講演や群馬大学医学部・重粒子線照射施設の見学会がありました。