大田原商工会議所
The Ohtawara Chamber Of Commerce and Industry
青森市を視察
〜一店逸品運動実行委員会〜
2011/11/14

当商工会議所の「一店逸品運動実行委員会」では、年度内の「一店逸品」の実施に向け、10月6日から7日の二日間に亘り、先進地である青森市新町商店街振興組合を視察いたしました。

「一店逸品」は、「お客様」のニーズに答えていくための品揃えの見直しにあります。

つまり、個店の魅力を商品・サービスという形にして表現した「逸品」を開発・発掘し、逸品の告知を定期的に行う運動が「一店逸品運動」であります。これを通じて、個店の活性化を図ります。

視察では、最初に青森市のタウンマネージャーであり、大田原の一店逸品運動を指導していただいている加藤博先生から、青森市の現状と新町商店街振興組合が実施している一店逸品運動について説明を受けました。

青森市は、コンパクトシティによる「まちづくり」の先進事例として注目されている都市であります。ハード整備では、再開発ビル「アウガ」や定住人口を増やすためのケア付マンション、パサージュ広場、青森まちなか温泉、ねぶたの家「ワ・ラッセ」、A-FACTORYなどにより、街の集客力が大幅にアップしています。

また、商店街におけるイベントである春フェスティバル、じゃんけんサンタ、食とあかりの祭典なども一応の成果が収められており、通行量も増加へ転じているそうです。 

しかし、通行量の増加にもかかわらず、個店の売上には結びつかなかったようです。

こうした現状の中、商店街の活性化には商店街事業の実施とともに、個店の活性化が必要であることを商店街のメンバーがそれぞれに認識し、個店の活性化の方策として、平成15年から「一店逸品運動」に取り組み、今年で8年目を迎えております。

初年度は35店舗の参加で始まり、今では54店舗まで拡大しております。着実に一店逸品の輪が広がっていました。

この事業を実施した成果として、新規顧客の獲得が多かったこと、逸品運動に参加している店同士の結束が強まり、さまざなイベントにも協力しあえる間柄になったことだそうです。

また、この事業と併せて、2ヶ月に1回、商店街のメンバーがガイド役となって、逸品運動に参加しているお店をお客様に紹介する「お店めぐりツアー」も実施しています。ガイド役は当番性にしているため、「お客様」をしっかりと案内できるように、お互いのお店や商品のことを熟知しておかねばなりません。これが、互いの店の理解を深める結果につながっているとのことでした。

定期的にお客様も来ますので、以前に比べて店内の陳列にも工夫がみられるようになったようです。 

こうした目に見えた成果に加えて、常に逸品参加メンバーが逸品を意識するようになり、メンバーのモチベーション向上にも役立っているとのことでした。

その後、パサージュ広場、青森まちなか温泉、ねぶたの家「ワ・ラッセ」、A-FACTORYを見学し、青森市役所、青森商工会議所の方々と意見交換をいたしました。

 今回の視察を終え、人口の違いはありますが、30代、40代の若い世代が中心となって、事業に取り組んでいることに感銘を受けました。街を活性化するうえで改めて人づくりや人的ネットワークがいかに大切かを再認識しました。

また、今年度一店逸品運動を実施するうえで、今回の視察を大いに参考にしながら研究会を重ね、大田原ならではの一店逸品運動を具現化していきたいと決意を新たにしました。

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